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西表島でウミガメが見たい‼

アオウミガメ1

<h3>西表島でウミガメに会いたいなら、バラス島の近辺が特におすすめです。このエリアには3種類の絶滅危惧種であるウミガメが生息しています。(写真はアオウミガメ)

タイマイ1

アカウミガメ(滅多に見られません)、アオウミガメ、そしてタイマイ(べっ甲)です。特にタイマイは、八重山諸島以南にのみ生息しており、このあたりでしか見ることができない貴重な種です。これらのウミガメは、すべて捕獲が禁止されています。(写真タイマイ)

アオウミガメ2

ウミガメの種類によって食べ物が異なり、アオウミガメは主に海藻を食べています。保護活動の結果、西表島近辺でのアオウミガメが増え、その影響で海藻が少なくなってきているようです。一方、タイマイ(べっ甲)は海綿を食べ、特に枝サンゴの根元についた海綿を好みます。そのため、枝サンゴの群生の中にポカリと穴が空いている場合は、タイマイの食事の跡です。

アオウミガメ3

この2種類のウミガメは、同じような浅瀬で食事をしており、食事中は夢中になっているため、近づいても逃げることはありません。写真や動画を撮るチャンスがたくさんありますが、触るのは絶対にNGです。触れてしまうと、ウミガメが人間を警戒するようになり、近づいて観察することが難しくなってしまうからです。

タイマイ2

また、ウミガメの真上に行くのも避けましょう。ウミガメは時々息をするために海面に上がってきます。そのため、ウミガメの頭上にはスペースを空け、スムーズに息ができるように配慮してください。

アオウミガメ4

10月以降は、季節風(北風)が吹くため、バラス島近辺は波が高くなり海に出れなくなります。4月〜9月は海況がいいので、ウミガメに遭遇する確率も高いです。