西表島でウミガメが見たい‼
アカウミガメ(滅多に見られません)、アオウミガメ、そしてタイマイ(べっ甲)です。特にタイマイは、八重山諸島以南にのみ生息しており、このあたりでしか見ることができない貴重な種です。これらのウミガメは、すべて捕獲が禁止されています。(写真タイマイ)
ウミガメの種類によって食べ物が異なり、アオウミガメは主に海藻を食べています。保護活動の結果、西表島近辺でのアオウミガメが増え、その影響で海藻が少なくなってきているようです。一方、タイマイ(べっ甲)は海綿を食べ、特に枝サンゴの根元についた海綿を好みます。そのため、枝サンゴの群生の中にポカリと穴が空いている場合は、タイマイの食事の跡です。
この2種類のウミガメは、同じような浅瀬で食事をしており、食事中は夢中になっているため、近づいても逃げることはありません。写真や動画を撮るチャンスがたくさんありますが、触るのは絶対にNGです。触れてしまうと、ウミガメが人間を警戒するようになり、近づいて観察することが難しくなってしまうからです。